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16歳 148センチ
サントハイム生まれ、サントハイム育ち。
サントハイム王と女王の間に生まれた、サントハイムの第一王位継承者。

亜麻色の、長くふわふわとカールした髪、化粧を特にしなくともしっかりと大きい瞳、真っ白い肌に、花びらのような唇を持つ王女であり、世界二大美姫のひとり(もうひとりはエンドールのモニカ姫)である。モニカ姫が大輪の花のように美しければ、アリーナ姫は小花が舞い散るような可憐な美しさと言われており、写真があまり出回っていない地域でも、その美しさは多く語られている。

おてんばと言われる所以

アリーナも好き好んで、無頼者のお天馬と言われているわけではなく、元々身体が弱く、自分を産んでから早く亡くなってしまった母の面影を自分に見て、ひとり涙する父王を慰める為に、武術を始めた。

素質自体はかなり良く、城内に敵無しの状態とまでなるが(剣術、棒術、槍術に長けるクリフトとは少し別)世界を知らぬ為にまだまだ力不足を感じており、常日頃から強者と手合わせしたいと願っているフシがある。

旅に出る理由

実は手紙でのやりとり上で友人となっているモニカ姫から、エンドール武術大会の優勝商品としてのモニカ姫という、不穏かつあくまでも個人的に助けを求める書状が届いた。

ことを公にしてしまえば、エンドールにもカドが立ってしまうと考えたアリーナ姫は、あくまでも個人的に武術大会に出ることを決心。その内なる感情には、自分もどうなるかわからない、という強い不安があった。個人的で独善的な理由がゆえに、ひとり旅を強く望んだものの、父王やブライは強く反対。

あくまでもアリーナ姫の個人的判断において、幼なじみ兼親友兼好きな人(……と、アリーナは思っている)のクリフトに書状を見せたところ、クリフトは自分が心配するだけではないところは誤魔化したが、父王はさぞや心配し、嘆くだろうとは言ったが、彼はアリーナ姫の心配をしているだけであって、行動に対する反対は特にしていない。

そうはいっても、一度言ったことを頑として曲げないのがアリーナ姫の性格であることをよく知っている父王は、アリーナ姫の護衛にクリフト、お目付役としてブライを同行させることで、旅に出ることを許可することになる。

何故、同じ年の頃のクリフトが護衛役になったの?
クリフトはそもそも養子とはいえ、公爵家の唯一の跡取り息子であり、アリーナの婿養子候補としては一番に数えられていた為。アリーナ姫はクリフトに気を持っているのだが、クリフトは一種独特な性格の為に全く気付いておらず、まして自覚もない。同じ苦難を乗り越えることで、2人の仲が進展するように計らった王とブライの策略である
アリーナはクリフトのことをどう思っているの?

小さな頃からずっと身分の掛け値無しに見てくれて、見目もよく、勉強も出来て、剣術や槍術、棒術に長けるクリフトのことを武術家としても尊敬したうえで、恋心を抱いている。小さな頃から、結婚するならずっとクリフトだと豪語しているが、当のクリフトは自分がアリーナ姫の婿候補の最有力候補であること以外、全然知らない。

ただ、アリーナ姫は二章の段階では恋に恋しているところがあり、ありのままの姿でクリフトと一緒にいられることがただ幸せだと感じている。五章のあるイベントでその考えは一歩前進するが、クリフトの難儀な性格(女性に愛されることなどない、まして自分の愛するアリーナ姫には特に)に悩まされることになる。

その他諸々アリーナのこと。

可愛いものは大好きだが、城であてがわれるような可愛い洋服や小物は、自分で選んだものではない、という理由で身に付けない。

あくまでも自分で選んだ可愛いものや、可愛い小物を身につけ、髪型を変えることで大満足する、ごくごく普通にいる年頃の女の子。出来れば可愛い服を着たところでクリフトに振り向いて欲しいのだが……。現実は五章のある時点まで、そう上手くいっていない。

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